27 2月 2022 - 11:30
ロシア石油の購入をインドが熱望

インドの複数の製油会社が、ロシア産石油の購入に対する大きな熱意を自ら示しています。

ABNA24 : 数か月にわたる西側の喧騒の末、ついにウクライナで戦争が始まりました。この間に西側も、この緊張のマイナスの影響を受けています。なぜなら、原油の世界価格が100ドルを突破したためです。経済専門家らは、ロシア・ウクライナ戦争の激化により1バレル110ドルに達するとも予想しています。

このような状況のさなか、インドの複数の製油所はロシア産石油のより多くの購入に向けて、大規模な動きを始めました。彼らはこの数日に、およそ600万バレルのウラル産石油を黒海のノヴォロシスク港から買い入れました。この量は、インド企業によるロシア産石油の購入としてはこの3年で最大となります。

専門家らは、インドの製油所のロシア産原油への購買志向の理由として、予測される制裁への懸念から起きたロシア産石油の価格下落を挙げています。

国際金融・経済情報サイト・ブルームバーグによりますと、ロシア産石油の値下がりにもかかわらず、ウクライナでの戦闘を受けて保険会社が石油タンカー保険費を引き上げたために、原油輸送費は以前とくらべて上昇しています。

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